学習
過程
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時間
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本時の目標
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児童の主な学習活動
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意見文を書くための技能を身に付けさせる手立て
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ワーク
シート
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ふり返り
シート
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課
題
設
定
や
取
材
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1時
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自分の意見を見つけることができる。
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・書いた意見文を活かす場を知る。
・テーマに関して思い出したことや資料から読み取ったことを交流して,自分の意見を見つける。
・自分の意見を「〜しよう」と一文で書く。
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ア
イ
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【意見文を活かす場を知らせる】
児童の書く意欲を喚起するために,書いた意見文を活かす場を児童に知らせる。
【交流や話し合いの場の設定】
自分の意見を見つけさせるために,教師が提示したテーマに関して,今までの体験を思い出したり,資料から読み取ったことを交流したりさせる。
自分の意見をはっきりと意識させるために,一文で書かせる。自分の意見が見つけられない児童には,他の児童の文を参考にさせる。
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@
A
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(
一 )
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2時
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意見の根拠となる事柄とそれに応じた取材方法を考えることができる。
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・一つの例について,読む人に納得してもらうために,根拠としてどのような事柄をあげればよいか,それはどのような方法で調べることができるか話し合う。
・話し合ったことを参考にして,自分の意見について,根拠となる事柄とそれに応じた取材方法を考える。
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イ
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【交流や話し合いの場の設定】
意見の一例をあげて,読む人に納得してもらうために,根拠としてどのような事柄をあげればよいか,それはどのような方法で調べることができるか話し合わせる。
話し合ったことを参考にして,自分の意見について,根拠となる事柄とそれに応じた取材方法を考えさせる。
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A
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(
二 )
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3時
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事実と意見を区別して書くことができる。
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・ワークシートを使って学習し,事実と意見を書き分ける。
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ウ
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【事実と意見を理解させるためのワークシート の利用】
ワークシートを使ってスモールステップで学習させ,事実と意見を書き分ける技能を身に付けさせる。
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B
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( 三
)
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4時
5時
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意見の根拠となる事柄を見つけるために,調べ学習をすることができる。
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・調べ学習をする。調べたことと思ったことは,別々の色の付箋紙に書く。
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エ
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【付箋紙の利用】
学んだことをもとに,事実と意見を書き分けさせる。付箋紙1枚に1つ,調べたことや思ったことを書かせ,書けたという達成感を積み上げさせる。
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C
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(四・五)
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構
成
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6時
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意見文の構成や表現の工夫を理解することができる。
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・モデル文を使って学習し,意見文の構成や表現の工夫に気づく。
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オ
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【モデル文の利用】
モデル文を示して話し合い,構成や表現の工夫に気づかせることによって,意見文のイメージをもたせる。
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D
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(
六 )
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7時
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意見文の構成を考えることができる。
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・取材時に書いた付箋紙を取捨選択し,組み立てシートに並べて構成を考える。
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エ
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【付箋紙の利用】
モデル文で学んだことを活かして,自分の意見を分かりやすく伝えるために,付箋紙を取捨選択したり並べ替えたりして構成を考えさせる。
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E
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(
七 )
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8時
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自分の意見の根拠を適切に示せているか,自分の意見が伝わる構成や表現になっているか確かめることができる。
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・意見が同じ者同士で,各自の組み立てシートを読んで話し合い,根拠の妥当性,構成,表現について確かめる。
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カ
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【グループでの話し合い】
意見が同じ者同士で,各自の組み立てシートを読んで話し合い,根拠を適切に示せているか,意見が伝わる構成や表現になっているか確かめさせる。
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E
F
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(
八 )
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記
述
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9時
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400字程度の意見文を書くことができる。
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・組み立てシートをもとに,原稿用紙に記述する。
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オ
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【モデル文の利用】
モデル文で学んだことを活かして,自分の意見が伝わるように表現を工夫させる。
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E
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(
九 )
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推
敲
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10時
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書いた意見文を推敲し,清書することができる。
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・文章読み返しシートを使って推敲し,清書する。
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自分の意見が伝わる文章になるように構成や表現を確かめさせる。
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F
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(
十 )
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交
流
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11時
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意見文を読んで表現の良いところを見つけ,認め合うことができる。
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・他の児童の意見文を読んで,表現の良いところを見つけて付箋紙に書き,原稿用紙に貼って交流する。
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エ
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【付箋紙の利用】
他の児童の意見文を読んで,表現の良いところを見つけて付箋紙に書き,原稿用紙に貼って交流させる。
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(十一)
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