串本小学校の子供たちが、学びの丘で授業 |
||
教育センター学びの丘では、今年度カリキュラム開発推進事業の一環として、小・中・県立学校の教員が当センターの施設・設備を活用したカリキュラムづくりに取り組んでいます。 開発したカリキュラムの検証のため、9月から12月にかけて、モデル校が授業を実施しています。 9月13日、串本町立串本小学校が当センターで第一回モデル授業を行いました。 |
![]() |
|
![]() |
串本小学校の6年生35名は、「生物とかんきょう」という理科の学習に取り組みました。 6年生は、これまでに、植物の光合成や呼吸について学習しています。午前中は、プロジェクターで投影された画面を見ながら、前回までの学習を振り返ったあと、本時の学習の課題を確かめました。続いて、ムラサキツユクサの葉の表面を光学顕微鏡を使って観察しました。
|
|
![]() |
![]() |
光学顕微鏡を使ってツユクサの葉を熱心に観察する子供たち |
午後は、マルチメディア研修室(研修室4)に学習の場所を移し、きのくにeラーニングシステムを使ってテレビ会議を行いました。この中で子どもたちは、和歌山大学の先生に、午前中の観察実習で生じた様々な疑問について質問しました。先生からは、わかりやすく答えていただくとともに、植物の物質交換について、ていねいに教えていただきました。 |
||
![]() |
![]() |
![]() |
専門的な内容を、大学の先生から直接やさしく話を聞くことができ、理科の確かな学習、発展的な学習のきっかけになったといえるでしょう。テレビ会議終了後、図書館、プラネタリウム、電子顕微鏡等の施設を班に分かれて見学しました。一日、子供たちにとってはとても充実した時間となりました。 |